軽井沢タイムマシンプロジェクト

リアルタイム軽井沢とその過去と未来への思索を綴るブログ


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ホットスポット
2011年10月27日(木)
福島第一原発から240Km〜260Km程離れている軽井沢であるが、このところ、町内のあちこちの施設から高いレベルの放射線量が相次いで検出されている。
最初は町内の保育園、続いて高校、小学校、警察署・・・
いずれも検出されたのは雨どいの下、雨水が集まる場所である。
こうなると、一般家庭でも恐らく検出されるのではないだろうか?
当然、我が家も例外ではないだろう。
特に我が家は近隣の住宅の中では低地の方にあって、何件分かの雨水が最終的には我が家の敷地へ流れ込んでくるような場所になっている。
測定したら恐らく高い値が出そうである。
立派なホットスポットになりそうで、不安になる。

町は今、公共施設の測定を優先しているが、地域毎の測定値を早く整理して住民に公表して欲しいと思う。
そうでなければ、線量計を調達して各家庭が独自に測定しなくてはならない。

今朝の新聞には、近隣となる佐久市で採れた天然キノコから、セシウムが検出されたとの記事が掲載された。
先日、軽井沢の食事処で、軽井沢の山で採れたキノコを振る舞って戴いたことを思い出した。
旬の滋味があって大変美味しかったが、記事では採取を自粛するようにと伝えている。
今年、信州の地キノコは例年に比べて不作であると聞くが、それでも時節の楽しみにと山に入る人は多いだろう。

思いがけず、放射能汚染のホットスポットになってしまった軽井沢。
改めて、放射能の恐ろしさを思う。
作成者 遼 : 2011年10月27日(木) 10:22 [ コメント : 0]
より良く生きること
2011年10月18日(火)
昨日、外来受診があった。
今回はCT検査は無く、血液検査をしてもらい、自分が気になっている指標値の変化について、主治医と色々相談をさせてもらった。

検査結果を見ると、この日41項目がチェックされている中、16項目で「H」が、12項目で「L」が表示されている。
検査値のほぼ7割が異常なのだと知る。
体中が蝕まれていることが良く判る。
恐らく、多臓器不全に向かっているのだろう。

アルブミン値は2.6で、CRP値は17.66と余り変わらない。
しかし、体感する体調はやや良いイメージ。
疲れも少なく、食事も食べられるようになり、「気」が少し回復している気分がする。
恐らく、切り替えた抗生剤がそれ以前の薬よりも効いているのだと思う。
ネクサバールは朝夕各1錠で2錠を継続。
肝機能値が悪化しているので、肝臓の転移巣が拡大しているのだろうか・・・?などと気になるが、もう気にする範囲を超えてしまった数値なので、悩まないように努めたい。

移植腎機能だけは落ち着いてきた。
この分だと、次回からはゾメタ治療が受けられそうだ。
「ゴルフ、やりたいですよね?」
主治医が珍しくそう言った。
「やりたいですよ。もちろん。」
「ゾメタも発熱や骨の痛みなどの副作用が稀に出ますが、本当に稀ですよ。ゴルフしたいのなら、次回からやりましょうか。」
ということで、次回にはゾメタ治療に臨むことにした。

TV番組で血液のがん治療に取り組む医師の姿を紹介していた。
医師にとっても、治せないと知りつつ、医療の限界を知りつつ患者や病と向き合わなければならない現実と闘っているのだと知る。
今の時代、それはある程度、患者も同じかも知れない。

出来ることは、「より良く生きる」ことでしかない。
「生きている今を大事に思う」ことでしかない。
でも、その医師は患者に寄り添い、最後まで一緒に闘おうとしてくれていた。
一緒に苦しみ、一緒に悔しがってくれていた。
その姿だけでも、十分に得難く、有り難いと患者は心底思うだろう。

今日も一歩だけ前に進んでみたいと思った。
作成者 遼 : 2011年10月18日(火) 07:56 [ コメント : 0]
哀しい大盛況
2011年10月15日(土)
会社を退職したので、存外に色々な手続きが発生している。
厚生年金から国民年金への切り替えに役場へ行ったり、雇用保険の申請と,求職の登録のためにハローワークへ行ったり。
バタバタとしていて落ち着かない。

体調の安定した時間を見計らって、昨日、ハローワークへ出向いた。
いわゆる、昔の職安(職業安定所)である。
軽井沢町の管轄は佐久支所であるが、小諸に出張所を設けてそこで取り扱っているという。
そういえば、自分が通った中学校のすぐ近くに看板が出ていた記憶があった。
その記憶を辿って出かけていくと、今も同じ場所に同じ看板が掛っていた。

建物は昔と変わらない大きさに見えた。
ただ、駐車場だけは3倍くらい広い場所になり、畑だった土地を借りて土を入れ、拡張されているようだった。

景気の良い時代には、職安に来る人は定年になった人が主で、あまり失業したからという理由で来る人は少なかったのではないか?
家内が結婚退職するとき(今から22年前)でさえ、職安に来る人はまばらであったと言う。

それが、駐車場には車が沢山停まっており、所内に足を踏み入れると、所狭しと並んだ求人検索用端末と,面談用ブースと,待合用のベンチとが人で埋まり、わんわんとした雰囲気で驚いた。

不景気なんだな・・・と思った。
顔ぶれは、定年退職組と思しき明るいおじさんから、子供を抱えた主婦、そして高校を出たばかりのようなジャージ姿の若者まで、多様である。
逆に、自分の年齢の男性は少ない。

離職票と求人票を記載し、面談を受けた。
身障者手帳が、雇用保険の受給条件を少しだけ後押ししてくれた。

しおりをもらい、失職者の認定日となる次の来所日の指定を受けて手続きは終わり・・・認定日以降は4週間に一度来所が必要と言われ、ハローワークを後にした。

つい1カ月半前までは、自分が今日、ここに来ることを想像もしていなかった。
人生は何が起こるか判らないものだ。

自分が帰る際にも、まだ後から新しい来所者がやって来ていた。
職安が大盛況か・・・と、世情を実感させられた日でもあった。

これから大学に進もうとしている息子の将来を案じてしまった。
作成者 遼 : 2011年10月17日(月) 09:14 [ コメント : 0]
「気」を取り込む
2011年10月10日(月)
寮生活をしている息子が、連休を利用して久しぶりに帰宅した。

9月30日にはこちらの退職を気遣い「お父さん、30年間、毎日僕達家族の為に一生懸命働いてくれて、ありがとうございました。」とメールをくれた。
この言葉に触れて初めて「あぁ、家族に不安を与えてしまって、情けないな・・・」と思った。
同時に、「ありがとう」という息子の言葉に涙が出てしまった。

今はとにかく元気にならなくちゃ!
と、そう思う心に力がこもった。

その息子が帰宅し、家内と一緒に当方の退職を労う花を贈ってくれた。
とても嬉しかったので、毎日、デレデレと眺めている。
香りを愛でながら、身体に「気」を取り込んでいるような感じを受ける。

前回の外来以降、自分なりに「気」を取り込む食事を実践している。
旬のキノコ類、特に天然のものを取り寄せては食している。
鍋にしたり、ごぼうと人参と一緒に炊き込みご飯にしたりして、幸い、家族も楽しみながら付き合ってくれている。
北海道や青森(白神山系)で採れた天然の舞茸は特に見事だ。
鍋のスープを味わうと、「気」の筋が一本、身体の中に入っていくように思える。
事実、前回の外来受診以来、食事の量が増えて、顔色も良くなり、目力も出てきて、徐々に元気を取り戻しつつあるようだ。

四足の肉類はまだまだ控えている。
油系の料理(天ぷら等)も、匂いで身体が拒否するようになっている。
野菜中心に、旬の山菜も取り込み、秋刀魚や鶏肉のささ身を使いながら、美味しさを工夫している・・・つもり。

次の外来は17日(月)。
主治医にお願いし、貧血に関する検査を詳しくしてもらうようにお願いした。
特に出血も下血も無い中で、貧血が進んでしまうのは、いよいよ移植腎の機能低下の表れなのかも知れない。
それならば、造血剤を飲んだり、血を作る食材を探して食すだけだ。

「気」を取り込む!
これが目下の大命題である。
作成者 遼 : 2011年10月10日(月) 23:01 [ コメント : 2]
食事療法の解
2011年10月3日(月)
今日、外来診察があった。
腎機能、肝機能の悪化が進んでいた。
CRP値は18を超え、アルブミン値は2.8に下がっていた。
特に貧血がひどいらしく、体中がだるい。
貧血の薬を注射してもらったら、それだけで随分と楽に感じた。

胃腸科(腫瘍内科)の医師と面談。
今日から始める予定だったゾメタの点滴を、見送ってもらった。
ゾメタは副作用がありません・・・と医師が言ったが、体験者のブログでは、発熱や骨痛、顎の腫れなどの副作用が書かれていた。
そのことを医師に話すと「熱は出るかもしれないけど、骨等の痛みや腫れはごく稀ですよ」と言った。
今は少しでも元気を出したい自分にとって、これ以上の副作用の苦しみは避けたい気分だった。
食欲もいよいよ無くなり、本当に弱ってしまいそうな予感があった。

進行がんの治療で最後に効くのは食事療法であるという説が巷にはあって、賛否の渦を巻き起こしている。
食事療法を推進する立場の声は「病院は三大療法以外は施さない。進行がんを治せないことを知っているのだ。」と言い、
食事療法を否定する立場の声は「がんを兵糧攻めにしようとしても不可能。治療効果を得るには栄養状態の改善が先。」と言う。

更に、現在私にアプローチしてきている情報屋さんは「これはどちらも正解であり、不正解である。」と言う。

食事の影響力を理解していれば、がんにも食事療法の理があることは理解できる。
でもそれだけで奇跡は起こらないのが普通。
食事療法がただの偏食だと言われれば、確かにそうした面はある。
でも食事の影響力を考えれば、なんでも好きなものを食べろというのは間違い。

この件を主治医に訊いたら「食事で進行がんを殺すことは出来ない。迷信の類と思った方が良い。」と真っ向否定だった。

そこで今日の「解」である。(毎日変わるんだなこれが)
1.元気を出すため、貧血を改善する注射を打ってもらった。
2.食欲増進のため、ステロイド剤を少量処方してもらった。
3.夜間ひん尿の兆候が出て不眠の懸念があるため、利尿剤を止めてもらった。
4.CRP値が一向に改善しないので、抗生剤を変えてもらった。
5.ゾメタの治療を先延ばしにしてもらった(2週間後再受診)。
6.食事は食べられるものをしっかり食べることにした(身体に良いものは特にがっつり)。

診療を終えて、病院内のレストランで家内と昼食を摂った。
家ではこのところ、ご飯は玄米一膳が限界なので、一人前だと食べきれないだろうなと思ったが、「エビ重」を注文した。
これがなんと不思議にも、悪心も咳も出ず、胃の苦しさも出ず、ぺろりと食べられてしまった。

肉類、塩分の制限については意識をしつつも、身体に良いもので食べたいものはしっかり食べる様にしたい。
「気」を補うことが、今の自分には必要だと思うのだ。
(写真は「気」を補って身体に良い食材の好例)
作成者 遼 : 2011年10月3日(月) 18:18 [ コメント : 4]
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